金持ち父さん貧乏父さんの教えは正しいのか

こんにちは、naffstyleです

皆様は

持ち家というのは「負債」である

という一節を耳にされたことは無いでしょうか

恐らくこの一節が言われるようになったのは金持ち父さん貧乏父さんが始まりではないかなと思います

Amazonでの評価もそれなりに良く、ただ働く現状を変えるべく読んだという人も多いかと思います

本日はこの本について語っていきたいと思います

果たして持ち家は負債なのか

この本を読んでいない人にはイマイチ『持ち家=負債』と言われるとピンっとこないかもしれません

なぜ著者は持ち家を負債と考えているのでしょうか

なぜ著者は持ち家を負債と考えているのか

⇒持ち家はお金を吸い取っていくから負債

本にはこのように記述があります

いまでも「家は資産ではない」と言うと反論されることがある(途中略)

家計からお金を吸い取っていくからには、それは「負債」なのだ(途中略)

2.投資にまわせるはずの資本が減る。家を買ったことによって、それからずっと払い続けなければならなくなる高い維持費は、本当ならほかの投資にまわすことができたはずのお金だ。

というように「持ち家はお金を生まないから、毎月の支払いや維持費を投資にまわせばより大きな資産となる」

ということが書かれています

ついでに『持ち家=負債』という前提の中でこのようにも書かれています

家にすべてのお金をつぎこんでしまったら、あとは前にもまして一生懸命に働くしかない。というのも家にかかるお金が支出としてどんどん出て行く一方で、資産の欄には何も貯まらないからだ。

ただこの前提って果たして合っているんでしょうか

持ち家は絶対に「資産」である

僕はこの『持ち家=負債』という意見は絶対に間違っていると思います

貸借対照表で考えてみる

そもそも資産やら負債というのは貸借対照表で出てくるワードですので持ち家を買ったときに貸借対照表ではどのようになるのか考えていきたいと思います

単位(千円)
資産の部 負債の部
持ち家 30,000 住宅ローン 30,000
純資産

実際にはもう少し複雑ですが貸借対照表上では家を買えばそれはどうであれ資産の部になりそれを買うために借りた借入金(住宅ローン)が負債の部に計上されていきます

著者は”お金を生むか生まないか”で資産か負債か分類していましたがあくまでも家は資産であることが分かりました

賃貸マンションの場合はどうなるか?

それでは賃貸マンションの場合はどうなるのでしょうか

賃貸マンションの家賃の場合、持ち家と違ってお金を払っても何かが自分の物になるわけではありません

ですので持ち家は貸借対照表だったのに対して賃貸マンションは損益計算書に組み込まれます

賃貸マンションの家賃は「費用」になる

単位(千円)
売上(=月収) 300,000
売上原価(=住民税などの給料天引き分) 60,000
売上総利益(手取り) 240,000
一般管理費
 (携帯代) 10,000
 (光熱費) 10,000
 (水道代) 5,000
 (家賃) 70,000
 (食費など) 95,000
一般管理費小計 190,000
営業利益(=貯蓄額) 50,000

個人の損益計算書の場合こんなイメージになるのではないかと思います

一般管理費の部分に家賃が計上され家賃=費用としてお金が出て行きます

金持ち父さん貧乏父さんから学ぶこと

この本は日本含めて市民に根付く「持ち家を持ちさえすれば安泰だ」という考えについてのアンチテーゼ的なものではないかと考えます

とはいえ今の日本の現状にあっているかと言われるとどうなんでしょうか

「持ち家=負債」となった本当の理由

金持ち父さん、貧乏父さんが「持ち家=負債」としていた理由に

家にすべてのお金をつぎこんでしまったら、あとは前にもまして一生懸命に働くしかない。

とありました

これは「持ち家がお金を吐き出すだけだから負債だ!」ということがいいたいのではなく「持ち家を買うことが最終目標になってしまうことがよくない!」と説いているが故ではないかと思います

彼が伝えたいのは『フリーキャッシュを手に入れろ』!

ということで結局金持ち父さん貧乏父さんで言いたかったことは何なのか

「持ち家の月の支払いができる範囲内だからと満足して安直に持ち家を買うことは良くない!」

ということであって

彼が本当に伝えたいのは『持ち家を買ってフリーキャッシュ(=自由に使えるお金)を制限してしまうのでなく、フリーキャッシュは確保した上で金を生み出すことに使おう!』ということなのではないかと思います

要は「若いうちから投資するためにも余裕資金を確保をしていけ!」ということではないのでしょうか

んじゃあ結局「持ち家」と「賃貸」はどっちがいいの?

持ち家のローンと賃貸の家賃が同じ金額なら比較するまでもない

持ち家は一度に数千万というお金が必要になるのでローンを組む必要がありますが、賃貸も仮に家賃¥65,000を35年住むとしたら¥27,300,000を支出することになります

持ち家が一度に数千万に加えて更に固定資産税がかかるといっても、ほぼ同じくらいの金額を支出するということが分かります

ここで大事なのはライフプランの中でどちらの総支出が高くつくのかを把握するということだと思います

ちなみに僕は賃貸で数十年しのぐほうが総支出が抑えられると判断したので今後持ち家を買おうという決断をすることはそうそうないかと思っています

フリーキャッシュの比較をしよう!

ということであくまで大事なのは”総支出としてはどちらが高くつくのか”ということと、”毎月のフリーキャッシュがどうなるか”ということなのではないかと思います

家賃やローンに気を取られて投資や資産形成にまわせるお金が全く無いというのは金持ち父さん貧乏父さんの教えからは正反対のことです

まとめ

ですのでもし投資にまわせる資金があるのであれば持ち家に住むでも問題ないし、賃貸でないとお金が捻出できないならやはり賃貸に住むべきなのではないでしょうか

今回のトピックスで伝えたかったのは

①持ち家=負債というわけでない

②持ち家は資産に分類されるが大切なのはフリーキャッシュ

この二点です

持ち家・・・・素晴らしいですよね

僕も正直憧れます

ですが今の収入では投資資金を確保することができないので諦めているのが正直なところです

実家へ住まわせてもらっているというのもありますので尚更です

ですので他のこと(例えば車や保険といった大きい買い物)もフリーキャッシュがどうなるのかを意識して準備されることをオススメします!

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